ヘッドライトコーティング
ヘッドライトの黄ばみ
昔の車のヘッドライトはガラス製でしたが、近年では、軽量化・事故時の飛び散りを軽減(安全性)のために、ヘッドライトはプラスティック(ポリカーボネイト)製になっています。
ポリカーボネイトは紫外線や熱に弱いため、特殊なコーティングがされていて、このコーティングが劣化したり剥離することでヘッドライトに黄ばみが発生します。
ヘッドライトが劣化してしまうと、夜間走行時にライトを点灯しても、光量不足で視界が悪くなってしまいます。
黄ばみの放置はひび割れの原因に
ヘッドライトの劣化がさらに進むと、細かいヒビ割れが発生しています。
こうなるとヘッドライト本体ごと交換になってしまいます。
また、内部が黄ばみ・白濁した場合もヘッドライト本体を交換したほうがクリーニングするよりも割安になります。
研磨剤は一時的
カー用品コーナーではヘッドライト専用クリーナー等よく見かけます。
クリーニングすることにより一時的に綺麗になります。
しかし、ヘッドライトには特殊なコーティングがされており、研磨剤やクリーナーなどで黄ばみ防止のコーティングを削ってしまいます。
特殊コーティングがなくなったヘッドライトは劣化のスピードが速くなってしまうのです。
クリーニング/コーティング
@ライトレンズの表面の異物、汚れを水洗い
Aレンズ周りをマスキング
Bクリーナーで黄ばみを拭き取り
C微粒子コンパウンドで磨く
Dレンズコート剤塗布
E硬化